2016年12月
雫石町長山にある農家で、酪農とお米の栽培を行っています。
雫石町の人気店「手作りアイスクリーム牧舎 松ぼっくり」の生みの親です。
代々農業を生業としてきましたが、現社長・松原久美さんが酪農をはじめ、自分の育てた牛の美味しいミルクを多くの人に味わって頂きたい。そんな思いで松ぼっくりをオープンさせました。
循環型農業にも積極的に取組み、牛の堆肥から牛と餌となる牧草やお米を育てています。
しっかりと作りこまれた完熟堆肥から作られるお米はとても美味しいと毎年好評です。
松原農場では、松ぼっくりの隣にある「産直 松の実」も経営しています。
雫石の農家さんの美味しい食材を多くの方に知って頂きたい、そんな思いでお店をオープンさせました。
現在では新鮮な野菜を求めて訪れる方が多くいらっしゃいます。
松原農場のお米は産直松の実で販売しています。
松原農場の牛さんの餌になるのが、飼料用トウモロコシのデントコーン。この日はとっても良いお天気の下、収穫が行われました。
トウモロコシをバサバサと根元から切り、トラクター内部のカッターで細かく切り刻みます。それをロールにして発酵させれば牛さんの餌が出来上がります。
「手作りアイスクリーム牧舎 松ぼっくり」は、松原農場が経営するジェラートショップです。
常時14種類のジェラートがお店に並び、四季折々の味を楽しむことができます。
新鮮な生乳から作られるジェラートはさっぱりとしていて、それぞれの素材の味をしっかり感じられます。
濃厚なアイスクリームは喉が渇くこともありますが、松ぼっくりのジェラートは最後まで美味しく食べられます。
お店では、ジェラートだけでなく、その周りの風景も魅力です。店舗の外では、カラマツの遊歩道が美しい姿を見せてくれます。
落葉針葉樹であるカラマツ。
春には新緑の若々しい緑、生命の始まりを感じさせてくれる美しい姿です。
夏には濃い緑が、強い日差しを遮る涼しい木陰を作り出してくれます。
秋には美しい黄金に色づき、間に植えてある紅葉とのコントラストも楽しむことができます。
冬には葉を落とした姿に雪が積もり、凛とした空気が感じられます。
四季折々のジェラートと風景を楽しむことができるのがとても楽しく、何度も足を運んでしまいます。
雫石長山の美しい風景と、四季の変化を感じながら美味しいジェラートを楽しむことが出来るのはとても贅沢だなと感じます。